なでしこジャパンが来院
2018.02.17クチコミ
なでしこジャパン(サッカー女子日本代表)の選手がはるばる来院されました。
彼女は、昨シーズン怪我で苦しみ、思うようなプレーが出来ず代表試合も辞退する試合もありました。
日本代表選手は当院へたくさん来院されてますが、ホームページやSNSでの投稿は禁止されているので、一緒に写真は撮りましたが、今回もそれは載せないでいきます。
股関節の痛みが引かないシーズンで、いろんな治療を受けてきたみたいですが、改善なくシーズンが終了しました。
治療に入り、身体を診てみると・・・
「下肢動・静脈の循環障害」、簡単にいうと足のリンパが、詰まっている・・ような感じ。
左利きの彼女は、試合ではクロスの精度がかなり高い為、それが逆に痛みを起きるほどまでになり、今回の状態になったのかなー、という身体の雰囲気でした。
治療としては、左足の小指付近の骨に一番問題があると判断した為、
足の甲(左足)の細かな骨を両手で掴み、それを介して左足首、左膝、左股関節の運動軸を戻し、そのまま子宮、左の総腸骨動脈、心臓の位置のズレを一気に矯正していきました。
翌日には股関節の痛みは引いていました。
合計4日間の治療➕トレーニングも指導させていただきました。
外見からは左足を長い時間触っているだけで、何をやっているのか分からない光景と思われます。
私も橋森スタッフも、このような治療を得意としています。
しかし、足の小さく細かな関節のズレが左股関節のような大きな関節に影響を及ぼす事なんてよくあります。
病院に行って治らない場合、その痛い部分に原因が無い確率が高いです。
「根本的治療」とは、「手術をして取り除く」事だけではないような気がします。
「本当の原因はどこから来ているのか・・」
それを見つける作業「ちゃんと患者の身体を診る、見つける」作業が、根本的治療だと思います。
それができるようになるには、整形外科、内科、循環器科、婦人科、泌尿器科等、全ての科を勉強して、そしてそれをつなぎ合わせ、一番問題を起こしているところをみつける、こういった「総合的に診る事」が重要になります。
それがとてもとても、難しい事だから、私は毎週県外に出て治療スキルを磨いています。
それができるようになると、ホームページ下の感想文リストにもある、不登校、リストカット、自閉症、アトピーなどの内科的な病気も、整形外科である骨や関節を触れて治す事ができるようになります。
話はかなり脱線したので戻しますが、彼女からサイン、そして所属しているチームのユニフォームを頂いたので院内に飾ってます。
「治らない」と諦めている方、「藁をもすがる思いで治りたい」思っている方、そのような患者を1人でも多く救うべく、私は日々診療に当たっています。