第4話 入門→選手会稽古へ
2022.10.02ブログ
2002年の6/17.世の中がサッカーのワールドカップで盛り上がっている中、いよいよ入門しました。
その道場の先生は、全日本で5位になり、日本代表にも選ばれたゴリゴリの先生でした。
私は、ぶかぶかの空手着に、白帯をつけて、見よう見まねで、エイ!ヤー!とやるわけです。
しかし、稽古は毎週金曜日の一回のみ、3ヶ月経ちましたが、
これで地上最強になるにはどれだけかかるんだろうと思いました。
その時、先生が他の生徒としている会話で、
「週に2回、選手会の強化稽古がある」と聞こえてきました。
これは私は、
「最速で強くなるには、その稽古に参加するしかない!」と思い、
「先生!私もその稽古に参加したいです!」
と訴えました。
先生は、
「はぁ!?いやいや、まだ始めて3ヶ月でなに言ってんの!?笑」と笑われました。
選手会の強化稽古とは、本当に優勝目指している一般の大人の選手が、集まる場所です。
そんな猛者達が集まる場所に、高校2年のマッチ棒みたいな体格をした子供が参加してもついていけないと言うのです。
私は、「それでも、強くなりたいので参加させてください」と引きませんでした。
先生も、「そこまで言うなら・・けどどうなっても知らないぞ」と了承されました。
そして、次の週の火曜日、新神田にある道場に選手会の時間帯に、母親に車で送ってもらい向かいました。
つづく