やり切る力は空手で培われた
2023.04.27ブログ
相手の弱いところを発見したら、徹底的にそこを突きます。
昨日の空手の試合の動画ですが、解説です。
まず相手はパンチから入ってきたので、相手はパンチが得意な可能性があります。
なのでそこに付き合うと決め手を欠く事になります。
相手のパンチには付き合わず、蹴りで足元から崩していく戦略にしました。
途中、私の右足で相手の右足の内側を蹴った際にバランスを崩したので、すかさず左のボディーブローを入れました。
一瞬、相手がそのボディが効いた素振りを見せたので、
予定を変更して相手のボディ中心に攻めました。
当然、相手は自分のお腹を守るので、ガードが硬くなります。
そこに、相手の右肩付近に左のパンチを打ち込むと、そこに意識が行き一瞬ガードが浮くので、そのスキにボディを打ち込み、崩して一気に攻め込みました。
空手を通して学んだところは、「相手の弱いところを見つけて、そこを徹底的に突く」と勝てる事が分かりました。
力の強い奴に力で対抗してはいけません。
スピードのある奴にスピードで対抗してはいけません。
スタミナのある奴にスタミナで対抗してはいけません。
まずは相手を分析し、相手の弱い所を見つけたら、そこを突く、相手の強い所で戦ってはいけません。
「相手をよく観察する事」これが重要です。
これを治療の現場に生かす事になると、ある事が重要になります。
この重要な事とは、
あ・・1人で盛り上がってしまいました。
これはまた次回話します。
整体の治療技術を学ぶ事だけが治療に生きるわけではありません。
「結果(優勝)が出るまで分析してそこに全時間を費やし、やり切った事」
これを経験した上で、当院の治療法が確立されスタッフ一同全力で今の方向に進めている事が良かった点です。
頑張ったけど優勝できなかった、という結果では今の治療法は出来なかったと断言できます。
大会ポスターに載ったり、チケットの顔になったり、ありがたい経験でした。